焼却プラントにおける「施工管理」のやりがいは?

ジ・サイクル┃焼却プラントエンジニアを目指す求職者のためのサイト
PAGE TOP
プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
施工管理職
K.Sさん
2016年中途入社/普通科卒
営業職から「地域のインフラ」を守る所長へ。
未経験を武器に変え、次世代が輝く現場を創る

異業種から「地域のインフラを守る」世界へ。
土産物営業の経験を武器に、未経験から所長へと駆け上がったK.Sさん。3年にも及ぶ巨大プラントの建設現場で、数百名の関係者を束ね、プロジェクトを完遂させるまでの道のりには、数々の葛藤と挑戦がありました。震災や災害を経て確信した、社会に必要とされ続ける仕事の誇りと、次世代を育む現場づくりの信念に迫ります。

異業種である「土産物の営業」から、なぜ未経験でこの業界へ?

前職は地元の静岡で営業をしていましたが、東日本大震災の影響で観光客が減り、将来に不安を感じていました。ちょうど仕事を離れたタイミングで、知人から「地元のごみ焼却施設で働ける」という話を聞いたのがきっかけです。 未知の領域へのチャレンジに興味がありましたし、地元にひとつしかない自治体の施設がたまたまプランテックの事業所だったという「縁」もあり、入社を決めました。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
まったくの未経験からのスタートで、最初にぶつかった壁は何でしたか?

最初は本当に「すべてがわからない」という状態でした。入社当時は、優しい上司が丁寧に教えてくれたおかげで、一つひとつ知識を積み上げることができました。 感銘を受けたのは特定の言葉というより、仕事一筋に真面目に打ち込む上司や先輩たちの「背中」です。それらが、今の私の指針になっています。

原則10年以上の実務経験が必要とされる「廃棄物処理施設技術管理者」などの資格を、どのように取得されたのでしょうか?

本来、受検には10年の実務経験が必要ですが、会社のサポートで「基礎・管理課程講習」を受講させてもらえたことが大きかったです。 長期間の講習費用を会社が負担してくれたおかげで、未経験からでも所長を目指すために不可欠な専門知識を、早い段階で身につけることができました。

前職の「営業スキル」が、現在の施工管理の仕事に活きていると感じる瞬間はありますか?

何百人もの作業員が動く現場では、関係各所との調整が欠かせません。前職で培った「コミュニケーション能力」は、いまの立場で仕事をするうえで、とても強力な武器になっています。 行政や建築担当のゼネコンなど、多くの関係者と日々絶え間なく調整を行い、プロジェクトを円滑に進められているのは、営業職時代の経験があるからです。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
プラント建設にあたっては近隣住民の方々とのコミュニケーションもあると思いますが、どのような工夫をされていますか?

ごみ処理施設に対して、不安を抱く近隣の方もいらっしゃいます。以前、着工前の住民説明会で「現場裏の川に泥水を流出させないための対策」を具体的に説明したことがあります。 地域の方が一番心配されている懸念点に対し、工事としての対策を丁寧にお伝えし、安心感を持っていただくことが「現場管理の美学」だと考えています。

これまでのキャリアで、自分を最も成長させたと思うプロジェクトは?

「高萩市・北茨城市広域ごみ処理施設建設工事」です。とにかく大変で一番記憶に残っています。工期が厳しいうえに巨大な規模で、発電設備などの複雑な装置もありました。水がない場所に遠くから水道管を引くといった、プラント工事の枠を超えた「わからないことだらけ」の経験を悩みながら乗り越えたことが、いまの大きな自信に繋がっています。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
プラントが完成し、火が灯った時の達成感は、営業職時代のそれとどう違いますか?

営業職時代の数字達成による喜びも直接的で嬉しいものでしたが、いまの仕事は工期が3年ととても長いです。 長期間、多くの関係者と日々調整を重ねて進めるため、無事に施設が完成したときの達成感は比べ物になりません。 喜びももちろんありますが、数々のトラブルを思い返して「無事に終わった」という強い安堵感が込み上げてきます。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
転職を経て、仕事の充実度はどう変わりましたか?
10点満点で点数をつけてみてください。

「8点」ですかね。前職の時は若さもあり4点くらいでしたが、いまはとても充実しています。 10点と言わなかったのは、まだこの仕事を完璧に極めたわけではないからです。もっと成長できる「伸びしろ」があるという意味を込めています。

「残業」や「休日」など、働きやすさはどうですか?

数年前までは土曜作業が基本で、私自身も過酷な時期はなかなか休みがとれないこともありました。しかしいまは大きく改善され、原則土日休みの工期設定になっています。 仮に休日出勤が発生しても、翌週に代休を取ることで3連休にするなど、プライベートな時間もしっかり確保できます。 後輩のなかには、長期現場の後に有休と代休を組み合わせて海外旅行へ行く人もいますよ。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
今後の目標や挑戦したいことはありますか?

まだ他部署に支えられている部分があります。今後はプランテックが元請けとなるプロジェクトにおいて、専門外の建築分野などもさらに勉強し、顧客の質問に自信を持って答えられるよう現場全体を深く把握したいです。 また、若手がやりがいを感じ、自信を持って施工管理ができるような現場環境をつくることが今の大きな目標です。

若手がやりがいを持って働ける環境をつくるうえで、どういったことを心がけていますか?

ごみ焼却の過程はとても複雑なので、まずは「ごみが灰になるまでの全体像」を丁寧に教えるようにしています。流れがわかれば、自分がいま作っているもののイメージが湧きやすくなるからです。
また、悩んでいたり、壁にぶつかっている社員がいれば、こちらから積極的に声をかけるよう意識し、彼らが自信を持ってやりがいを感じられる現場環境をつくることを心がけています。 かつて未経験で入社した私を上司が優しく丁寧に導いてくれたように、今度は私が、若手が自信を持ってやりがいを感じられるような環境を作ってあげたいですね。

プランテック焼却プラントエンジニア施工管理職
入社を考えている学生に向けてメッセージをお願いします。

この仕事は、人が生活するなかで必ず出るごみを処理するという、地域や日本全体に貢献できる誇りある仕事です。コロナ禍のような社会不安のなかでも決してなくなることがなく、常に社会から必要とされ続けてきました。 どんな時代でも必要とされる価値ある職業に、ぜひ自信を持って飛び込んできてください。

特許160件以上、技術表彰多数!
独自プラントで世界の環境改善に 取り組む
監修 株式会社プランテック

プランテックは大阪府を拠点とした、廃棄物処理施設の設計、施工、メンテナンス、運転管理などを手掛ける会社です。
数多くの特許取得や受賞は、“プラントを美しく・環境をクリーンに”を追求してきたからこその、高い技術力の象徴。
国を飛び出し、世界への広がりを見せる独自技術は、CO2排出を抑え、エネルギー回収を最大化する「持続可能な環境インフラ」の一つとして注目されています。
自分の設計した図面が、自分の管理した設備が、廃棄物処理を支え地球の未来を守っていく。——
プランテックの「焼却プラントエンジニア」は、スケールの壮大さと高い社会貢献性を感じられる仕事です。

そのほかの
インタビュー記事一覧

ABOUT THIS MEDIA

ABOUT THIS MEDIA

当メディア「ジ・サイクル┃焼却プラントエンジニアを目指す求職者のためのサイト」はZenken株式会社が制作を担っており、Zenken株式会社は「そこにない未来を創る」をビジョンに、ITコンサルティング事業から教育サービス事業など全国で各種事業を展開している会社です。


当メディアは、環境プラントエンジニアのなかでも「焼却プラントエンジニア」になりたい新卒学生や中途の求職者に向けて制作しております。「環境改善に貢献したい」というスケールの大きな仕事を求める方にこそ知ってもらいたい、社会的意義や働きがい、実際に働いている方へのインタビュー記事や、環境にまつわるコラム等をまとめていますので、当メディアが、「焼却プラントエンジニア」としての第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。