日々深刻化する地球環境問題。そのような昨今、技術や知識を駆使して地球環境を守ろうとしている多くのプロが存在します。
ここでは、地球環境を守る仕事について紹介していきます。
地球環境を守る仕事
自然保護官(レンジャー)
植物や動物を守り、自然との触れ合いを推進する自然保護のスペシャリストです。「レンジャー」というと外国のイメージがあるかもしれませんが、日本でも全国の国立公園、海や山などの大自然で活躍しています。
具体的な仕事は生態系の保全、国立公園の管理、外来種対策や野生鳥獣の保護、ペット動物の愛護、エコツーリズムの開催などです。地域の方々や他の行政機関と協力したり、海外へ出向したりすることもあります。
環境コンサルタント
行政や企業からの依頼を受け、環境問題の解決をアドバイスする環境問題の専門家です。環境コンサルティング会社やシンクタンク、地方自治体や環境省などに勤務するのが一般的。環境問題に関する調査、分析、解決策の提供などを行います。
環境と一口に言っても、その分野はさまざま。環境アセスメント、脱炭素・省エネ、廃棄物・リサイクル、生物多様性保全、土壌・水質汚染対策など多様な分野の専門家が活躍しています。
ビオトープ管理士
ビオトープは、野生生物が自然な状態で暮らせる空間のことです。ビオトープ管理士は、このビオトープ空間を創出したり、復元したりする専門家です。
公益財団法人 日本生態系協会が認定する資格を取得した人を指すのが一般的。具体的な仕事は、自然環境の調査、保全・再生計画の立案、ビオトープの創出・維持・管理、開発に伴う環境影響の評価などです。
環境プラントエンジニア
環境プラントとは、ごみ焼却施設、下水処理場、リサイクル工場といった、廃棄物・汚水・排ガスを処理・再利用するための設備のこと。環境プラントエンジニアは、この環境プラントの設計、施工管理、運転維持・メンテナンスを行う専門技術者です。
プラントエンジニアリング企業やインフラ・資源エネルギー企業、環境サービス・メンテナンス企業などに勤務するのが一般的。近年は日本ならではの技術と品質を強みに、海外プロジェクトに参加する企業・エンジニアも増えています。
環境アセスメント調査員
道路や鉄道、ダムなど大規模な施設の開発・建設を行う際に、環境への影響を調査する職種です。周辺の水や空気、土壌、住環境などに大きな影響がないよう、提案も行います。
具体的な仕事内容は、現地調査(フィールドワーク)、影響の予測・評価、改善提案、報告書作成です。環境コンサルタント企業や建設コンサルタント会社、自治体や研究機関など幅広いフィールドで活躍しています。
環境計量士
工事現場や事業所などで有害物質の濃度や騒音、振動を測定・分析・調査する職種です。調査対象は濃度関係と騒音・振動関係の2つに分かれており、それぞれ専門家が担当します。
環境計量士になるには国家資格が必要ですが、環境計量士として登録するには実務経験が必要なため、まずは環境分析センターや民間の環境調査会社などで経験を積んだ後に、国家資格取得を目指すのがおすすめです。
環境分析技術者
主に空気や水質を分析し、環境問題の解決に貢献しています。大気汚染や水質汚染、道路における騒音、製造現場で生じる振動などを調査。この職種に「技術者」とあるのは、調査や報告、改善策や予防策の提案をするために、化学的な知識や技術が求められるからです。
なお、環境計量士との違いは、国家資格の有無。また、環境計量士が測定結果の承認などをメインで行うのに対し、環境分析技術者は現場でのサンプル採取(サンプリング)や、試験室での分析機器操作などをメインに行います。
作業環境測定士
工場などの作業現場で発生する有害物質や騒音振動を測定し、労働者の健康を守るのが、この仕事です。調査結果をもとに作業環境の改善をアドバイスします。
製造業や建設業などの事業所や工場、病院、測定や分析の専門企業やコンサルティング会社などに勤務するのが一般的。該当する作業場は定期的に作業環境測定を行わなくてはならないため、作業環境測定士の需要は将来的にも安定していると言えるでしょう。
海洋工学研究・技術者
海洋の研究、開発を行う専門職です。未解明な部分が多い海洋の研究は、大きな可能性を秘めています。例えば海洋資源。海底には金属や鉱物などの資源が眠っており、これらを私たちの生活に役立てるための研究を行っています。
気候変動による海面上昇などを研究して防災に役立てたり、洋上風力発電の設計を行ったりするのも海洋工学研究・技術者の仕事です。
SUMMARY
地球を守るアプローチはさまざまです。現状を「保全し、調査する」仕事がある一方で、社会から出た廃棄物を、価値ある資源やエネルギーへと「能動的に作り変える」仕事があります。それが、環境プラントエンジニアの仕事です。
彼らは日々排出される膨大なごみを単に処理するのではなく、高度な技術によって電力や新たな素材へと転換し、循環型社会の心臓部を築いています。「いらないもの」を「みらいの糧」へと変えるその手腕は、地球環境の維持において、ダイナミックで影響力の大きい挑戦の一つと言えるでしょう。
この「作ることで守る」という理想を、世界レベルの技術力で実現している企業があります。それが、日本が誇る環境エンジニアリング企業、プランテックです。
ごみを資源やエネルギーに変えることで地球を守る
プランテックとは?
特許160件以上、技術表彰多数!
独自プラントで世界の環境改善に
取り組む
監修
株式会社プランテック
プランテックは大阪府を拠点とした、廃棄物処理施設の設計、施工、メンテナンス、運転管理などを手掛ける会社です。
数多くの特許取得や受賞は、“プラントを美しく・環境をクリーンに”を追求してきたからこその、高い技術力の象徴。
国を飛び出し、世界への広がりを見せる独自技術は、CO2排出を抑え、エネルギー回収を最大化する「持続可能な環境インフラ」の一つとして注目されています。
自分の設計した図面が、自分の管理した設備が、廃棄物処理を支え地球の未来を守っていく。——
プランテックの「焼却プラントエンジニア」は、スケールの壮大さと高い社会貢献性を感じられる仕事です。
廃棄物焼却プラント
エンジニアが語る
プランテックでのやりがい
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【機械設計職】M.Kさん
性能満足は最低限。
「使い勝手」と「美しさ」に宿る設計者のプライド
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【電気計装設計職】Y.Sさん
2年目で掴んだ「主担当」の座。
自分が構築したシステムが、会社の新たな標準になる。
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【施工管理職】K.Sさん
営業職から
“地域のインフラ”を守る所長へ。
未経験を武器に、次世代が輝く現場を創る
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【計画設計職】H.Kさん
ゼロから最適解を描き出す。
独自技術「バーチカル炉」を武器に、 顧客の想いを形にする計画設計の真髄
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【建築設計職】S.Mさん
徹底的に判断を削ぎ、
プラントの機能美を研ぐ熱い挑戦。